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エンジニア向け作成方法と厳選サービス7選

フリーランスとして活躍するために絶対に欠かせないもの、それはあなたの「顔」となるポートフォリオです。

「自分のスキルや実績を効果的に伝えたいけど作り方が分からない」
「どんなサービスを使えば魅力的なポートフォリオが作れる?」

この記事では、そんな悩みを抱えるフリーランスのあなたに向けて、エンジニア向けのポートフォリオ作成方法を徹底解説します。さらに、あなたのポートフォリオ作成を強力にサポートする便利なサービスを7つ厳選しました。

この記事を読めば、あなたのスキルを最大限にアピールできる、最強のポートフォリオが手に入ります。ぜひ、参考にしてみてください。

なぜフリーランスはポートフォリオが重要なの?

まず最初に、なぜフリーランスにとってポートフォリオがこれほどまでに重要なのか、その理由を3つのポイントに絞って解説します。

スキルと実績を視覚的に証明できる

クライアントは、あなたの言葉だけでは実力やスキルをなかなか判断できません。ポートフォリオを通して、実際にあなたが手がけた具体的な成果物を見せれば、あなたのスキルレベルや得意分野を明確に伝えることが可能です。

例えば、Webサイト制作の実績であれば、実際に制作したサイトのURLや画面キャプチャを掲載すると、デザインセンスやコーディングスキルをダイレクトにアピールできます。プログラミングの実績であれば、実際に開発したアプリケーションのデモ画面などの提示により、技術力を具体的に示せるはずです。

自分の実力をクライアントに正確に知ってもらえば、より単価の高い案件を獲得できることもあるでしょう。ポートフォリオの提示は、企業側がフリーランスの実力を知るだけでなく、フリーランス側にも大きなメリットがあります。

信頼性を高めて差別化につなげられる

ポートフォリオは、あなたのプロフェッショナルとしての信頼性を高める重要な要素です。「この人は実際にこういう仕事ができるんだ」とクライアントに安心感を与えられます。

また、他のフリーランスとの差別化を図る上でも非常に有効です。質の高いポートフォリオは個性や強みを際立たせ、クライアントの目に留まりやすくなります。単にスキルを羅列するだけでなく、プロジェクトへの取り組み方や得られた学びなどを加えると、より人間味あふれるポートフォリオにすることが可能です。

仕事獲得のチャンスを広げられる

充実したポートフォリオは、クライアントからの問い合わせや仕事の依頼を増やす可能性を大きく高めます。特に、クラウドソーシングプラットフォームを利用して仕事を獲得する場合、ポートフォリオを公開しておけば、スキルや実力に興味を持ったクライアントから直接連絡が来ることも少なくありません。

また、応募する案件によっては、ポートフォリオの提出が必須となる場合もあります。事前にしっかりと準備しておけば、チャンスを逃すことなく掴めるはずです。

エンジニア向けポートフォリオの作成ステップ

続いて、実際にエンジニア向けのポートフォリオはどのように作成すれば良いのか、具体的なステップを解説します。

目的とターゲットを明確にする

まず最初に、「誰に何を伝えたいのか」というポートフォリオの目的とターゲットを明確にしましょう。

例えば、「Web系の開発案件を獲得したい」のか、「スマホアプリ開発の仕事に挑戦したい」のかによって、掲載すべきプロジェクトやアピールポイントは変わってきます。ターゲットとするクライアントの業界やニーズを意識すると、より効果的なポートフォリオを作成することが可能です。

掲載するプロジェクトを選ぶ

次に、これまでに手がけたプロジェクトの中から、あなたのスキルや実績を最も効果的にアピールできるものを選びましょう。単に数を並べるのではなく、質の高いプロジェクトを厳選することが重要です。

もし公開できる実績が少ない場合は、自主制作のプロジェクトでも構いません。積極的に手を動かして、ポートフォリオに載せられる成果物を作りましょう。

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各プロジェクトの詳細を記述する

選んだプロジェクトについては、以下の情報を具体的に記述しましょう。

・プロジェクトの概要
・担当範囲
・使用技術
・工夫した点・苦労した点
・成果
・成果物の提示リンク

プロジェクトの概要では、どのような目的で、どのようなものを作ったのかを簡潔に説明します。担当範囲はプロジェクトの中で担当した部分、使用技術では使用したプログラミング言語やフレームワーク、ライブラリやツールなどを記載しましょう。

工夫した点や苦労した点は、そのポートフォリオを評価する上で重要な部分です。プロジェクトを進める際に特に工夫した点や苦労した点、それをどのように乗り越えたかを具体的に説明すると、問題解決能力や学習意欲も効率よく示せます。その他、成果や成果物のリンクなども記載してください。

自己紹介を充実させる

ポートフォリオでは、実際の成果物だけでなく、自己紹介を記載するのも有効です。スキルや経験、自分だけの強みや興味のある分野などを細かく記載し、人となりや簡単なプロフィールが伝わるように意識してください。

熱意やパーソナリティを表現し、アピールすることも大切です。場合によっては連絡先なども記載して、クライアントが連絡を取りやすいようにしましょう。

デザインと使いやすさを意識する

ポートフォリオ全体のデザインは、あなたの第一印象を左右する重要な要素です。シンプルで見やすく、プロフェッショナルな印象を与えるデザインを心がけましょう。レスポンシブデザインに対応させるなど、快適に閲覧できるような工夫も必要です。

また、情報の整理やナビゲーションのしやすさも意識してください。クライアントが知りたい情報にスムーズにたどり着けるように、構成を工夫しましょう。

定期的に見直して更新する

ポートフォリオは一度作ったら終わりではありません。新しいスキルを習得したり、新しいプロジェクトを完了したりしたら、定期的に内容を見直して更新しましょう。常に最新の情報に保つことで、あなたの成長を効率よくアピールできます。

更新頻度は特に決められていませんが、半年に1回など期間を決めて自分を見つめ直し、更新していくのがおすすめです。

ポートフォリオ作成に役立つ厳選サービス7選

ここでは、エンジニアのあなたが魅力的なポートフォリオを作成するのに役立つ、厳選された便利なサービスを7つご紹介します。それぞれのサービスの特徴、おすすめポイントを見ていきましょう。

Portfoliobox

Portfolioboxは、プロフェッショナルなオンラインポートフォリオを簡単に作成できるサービスです。美しいテンプレートが豊富に用意されており、直感的な操作でカスタマイズできます。複数のプランが用意されており、安価なものであれば月額1,000円以下で利用可能です。

写真や動画など、ビジュアルコンテンツを多く掲載したい方、将来的にポートフォリオを通じて仕事の依頼を受けたいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

foriio

foriioは、エンジニアに特化したポートフォリオ作成サービスです。技術スタックやスキル、プロジェクトなどを簡単に整理して公開できます。シンプルな操作で、技術力を効果的にアピールできるポートフォリオが作成可能です。

エンジニア向けに特化しているため、技術的な情報を伝えやすいだけでなく、シンプルな操作性で各種ツールとの連携機能も備えています。手軽にエンジニアとしてのポートフォリオを作成したい方、技術スキルを分かりやすくアピールしたい方におすすめです。

GitHub Pages

GitHub Pagesは、簡単にWebサイトを作成して公開できるサービスです。技術系のポートフォリオとの親和性が非常に高く、コードやプロジェクトの管理と公開をスムーズに行えます。エンジニアであれば、普段から利用しているGitHubの知識を活かせるのが特徴です。

無料でも利用できるほか、さまざまなサービスとの連携もできます。Web系の技術に強く、自分でHTML/CSS/JavaScriptを記述したり、静的サイトジェネレーターを利用したりすることに抵抗がない方におすすめです。

strikingly

Strikinglyは、コーディングの知識がなくても、簡単におしゃれなWebサイトやポートフォリオを作成できることで人気のサービスです。特に、シングルページのWebサイト作成に強みを持っています。

ドラッグ&ドロップのエディターで、直感的に要素を配置・編集できるため、比較的短時間でポートフォリオを作成できるのが魅力です。豊富なテンプレートもあり、深い知識の少ない方であっても利用できます。

ペライチ

ペライチは、誰でも簡単に本格的なWebページが作成できるサービスです。直感的な操作で、一枚完結型のポートフォリオを手軽に作成できます。コーディング不要で簡単に作成できるほか、豊富なテンプレートがあり、スマホ表示にも対応可能です。

とにかく手軽にポートフォリオを作成したい方、Web制作の知識がない方にもおすすめです。Webデザイナーなど、幅広い職種の方が利用できます。

WordPress

WordPressは、カスタマイズ性が非常に高いCMSです。ポートフォリオ用のテーマも豊富に存在し、ブログ機能なども統合できます。自由なデザインが利用できるだけでなく、機能拡張が可能でSEOに強く、普段からブログを運営している方にもおすすめです。

ある程度Webサイトの知識があり、デザインや機能にこだわりたい方、ブログも運営したい方には特に向いています。

ジンドゥー

ジンドゥーは、プログラミングの知識がなくても、簡単におしゃれなホームページやポートフォリオを作成できるクラウド型のWebサイト作成サービスです。直感的な操作で、初心者でも比較的手軽に操作できます。

さまざまな業種や目的に合わせたデザインテンプレートが用意されており、ポートフォリオに適したテンプレートも選択可能です。機能制限はありますが、無料プランでも基本的なポートフォリオを作成・公開できます。

ポートフォリオに記載すべき主な内容

続いて、ポートフォリオに記載すべき主な内容を紹介します。

基本情報

基本情報では、以下のような内容を記載します。

・氏名
・連絡先
・自己紹介

氏名はあなたの名前、連絡先はメールアドレスや電話番号などを記載します。自己紹介では、スキルや経験、得意な分野、キャリアの目標などを簡潔にまとめましょう。人となりが伝わるように、熱意やパーソナリティも表現することが大切です。

スキル

スキルとして記載するべきなのは、主に以下のような内容です。

・使用可能なプログラミング言語
・使えるフレームワーク・ライブラリ
・利用経験のあるデータベース
・利用経験のあるインフラ・クラウド
・利用経験のあるその他ツール
・使用中のOS

プログラミング言語には、JavaやPython、JavaScript、PHPなど、幅広いものがあるので習熟度も合わせて記述するのがおすすめです。フレームワークやライブラリなども、同様にできるだけ詳しく記載しましょう。

その他、データベースやインフラ、クラウドなど使用できるものは記載する必要がありますが、あまり多すぎると見づらくなります。できる限り、応募したい案件や企業に関連のあるものから優先して記載してください。

参加プロジェクト

これまでの参加プロジェクトに関しては、以下のような内容を記載します。

・プロジェクト名
・プロジェクトの概要
・担当した範囲
・使用した技術
・実際に出した成果

プロジェクトの概要では、プロジェクトの目的や内容を簡潔に説明します。担当範囲はプロジェクトの中であなたが担当した部分、使用技術では使用したプログラミング言語やフレームワーク、ツールなどを記載してください。

その他、どのようにプロジェクトに取り組んだのか、具体的な内容を盛り込むと効果的です。長々と記載するのではなく、できるだけ簡潔にまとめ、担当者がサッと読んで理解できる内容にしましょう。

職務経歴や学歴

必要に応じて、職務経歴や学歴なども記載します。基本的に、ポートフォリオには記載しませんが、指示があった場合は盛り込みましょう。

今まで所属した会社や通っていた学校を時系列でまとめ、分かりやすくします。職務経歴では、どの会社にいつからいつまで在籍していたか、どのような業務を担当していたのかも詳しく記載してください。

その他

その他、記載しておくと効果的な内容は、以下の通りです。

・資格
・受賞歴
・ブログ・SNS
・興味のある分野・今後の目標

資格は、業務に関連する資格があれば記載します。受賞歴も同様に、業務に関係のあるものに絞って記載してください。技術ブログやSNSアカウントへのリンクがあれば、参考程度に掲載するのも良いでしょう。興味のある分野や今後の目標については、記載することで意欲を示すことができます。

ポートフォリオ作成時の注意点

ポートフォリオはあなたの顔となる大切なものです。作成にあたっては、以下の点に注意しましょう。

・クライアントから掲載許可を取る
・簡潔にまとめる
・誤字脱字や文法ミスをなくす
・成果を誇張しない

それぞれの内容を紹介します。

クライアントから掲載許可を取る

実際に仕事として関わったプロジェクトを掲載する場合は、必ずクライアントに掲載の許可を取りましょう。機密情報が含まれていたり、公開を望まなかったりするクライアントもいます。

無断で掲載してしまうと信用を損なうだけでなく、法的な問題に発展する可能性もあります。場合によっては損害賠償などを求められるケースもあるので、必ず掲載可能がどうか事前に確認を行ってください。

簡潔にまとめる

多くの情報を詰め込みすぎると、かえって相手に伝わりにくくなります。各プロジェクトの説明や自己紹介は、要点を絞って簡潔にまとめましょう。詳細を知りたいクライアントがいれば、別途質問や面談の機会が設けられるはずです。

長く書けば良いものではなく、単的で分かりやすいポートフォリオの方が好まれます。何人ものポートフォリオをチェックする担当者の負担を踏まえ、記載してください。

誤字脱字や文法ミスをなくす

ポートフォリオは、あなたのプロフェッショナルとしての質を示すものです。誤字脱字や文法ミスがあると、注意が散漫な印象を与えてしまいます。公開前に必ず念入りに校正し、可能であれば第三者にチェックしてもらうのも有効です。

成果を誇張しない

自分のスキルや実績を良く見せたい気持ちは理解できますが、過度な誇張は避けましょう。面談や実際の業務で辻褄が合わなくなると、信用を失ってしまいます。ありのままのスキル、実績を誠実に伝えることが重要です。

より良いポートフォリオにしたいのであれば、記載の方法を工夫したり、実績を積んだりしましょう。

より魅力的なポートフォリオにするためのポイント

より魅力的なポートフォリオにするためのポイントは、以下の通りです。

・ターゲットを意識する
・具体的に書く
・視覚的に訴える
・常に最新の情報に保つ

ターゲットを意識する際は、どのようなクライアントにアピールしたいかを考え、記載内容を調整しましょう。具体的に書くときは抽象的な表現は避け、具体的な技術名や数値を使います。

スクリーンショットやデモ動画などを活用して、成果物を分かりやすく提示する方法も有効です。新しいスキルやプロジェクトが追加されたら、忘れずに更新しましょう。これらの情報を参考に、あなたのエンジニアとしてのスキルや経験を効果的に伝えられるポートフォリオを作成してください。

最高のポートフォリオでフリーランスキャリアを切り拓こう!

今回は、フリーランスにとっていかにポートフォリオが重要か、具体的な作成ステップや役立つ厳選サービス7選とともに紹介しました。

質の高いポートフォリオは、あなたのスキルと実績を効果的に伝え、信頼性を高めて仕事獲得のチャンスを大きく広げてくれます。紹介したサービスを活用しながら、あなたの魅力を最大限に引き出す、最高のポートフォリオを作成してください。

そして、そのポートフォリオを武器に、あなたのフリーランスキャリアをさらに輝かしいものにしましょう。

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